最近は最新のカメラやレンズを使わずにオールドレンズを楽しんでいます。
カメラやレンズは完璧なものよりも、どこかに欠点があったり、個性があったり、少し扱いが難しかったりしても、どこか愛くるしくなる。
昔、地図を調べて車を運転していた時は、道が頭に入っていた。
技術が進んでカーナビに頼るようになると道が覚えられなくなった。
携帯で便利になって、字を書くことがなくなると、漢字が書けなくなった。
それと同じで、カメラも最先端の技術に頼るよりも、扱いが難しいフィルムカメラやオールドレンズを使うと、いろんな仕組みがわかるようになる。
カメラを触っていると、便利でいいのか、不便も大切なのではと、考えさせられる。
洋服作りにも同じような感覚がある。
完璧な洋服が正解じゃない。
服を着ることで、
考えることが多くなって、
思考が成長出来るような、
そんな服作りがしたい。
leica m-p240/super angulon21mm